春の外食シーズンが本格化!
こんにちは!
開業支援集団東京Ringです!
新社会人のスタートや異動による部署の入れ替えなど、3月・4月は歓送迎会を中心に外食ニーズが高まるシーズンです。
このタイミングは、飲食店にとって“新たな常連客を獲得する大きなチャンス”でもあります。
一方で、物価上昇や人件費高騰など、経営環境が厳しさを増しているのも事実です。
今回は、ホットペッパーグルメ外食総研が発表した2025年2月の外食市場調査レポートをもとに、飲食店経営に役立つ最新トレンドと注目ポイントをわかりやすく解説していきます!
✅ 外食市場は堅調に回復中!市場規模は前年比プラスに
2025年2月の東名阪3圏域の外食市場規模は、
2,939億円(前年同月比 +211億円) と好調。
これは2019年同月比で93.2% にあたり、2カ月連続で「コロナ前の水準に近づいている」状態です。
まだ完全回復とはいえませんが、“外食市場は着実に戻ってきている”ことがうかがえます。
✅ 外食実施率と頻度から読み解く「回復の中身」
- 外食実施率:67.6%(前月比-1.2pt、前年比+0.8pt)
- 外食頻度:月3.70回(前月比+0.04回、前年比+0.08回)
外食を「した人の割合」はやや減少しましたが、外食する人の回数はわずかに増加。
つまり、「外食する層が定着し、リピートが増えている」傾向が見られます。
飲食店としては、リピーター化を意識した接客・メニュー戦略がますます重要になってきそうです。
✅ 業態別では“カラオケ”が過去最高の成長率に!
注目すべきは、業態ごとの市場規模の伸びです。
- カラオケボックス:2019年比158.3%(業態トップ)
- ファストフード:126.0%
- 居酒屋・焼肉などの定番業態も軒並み前年比を超える回復
特にカラオケ業態は、コロナ禍で大きなダメージを受けていた分、回復幅が大きく、若年層中心に需要が戻ってきていることが分かります。
飲食とエンタメを融合させた体験型店舗にも、今後注目が集まりそうです。
✅ “焼き鳥”が検索1位に!注目のキーワードランキング
ホットペッパーグルメでの検索キーワードランキングでは、2025年2月に以下の動きがありました。
- 1位:焼き鳥(3カ月ぶりの首位)
- 2位:焼肉
- 3位:寿司
- 10位:ラーメン(前年26位から急上昇)
- その他トップ30入り:カフェ、カレー、ピザなど
ここから分かるのは、手軽で満足感のある「定番外食」が引き続き強いという傾向です。
また、ラーメン・カレーなどのソロ利用が多いメニューが人気を回復しており、「ひとり外食層」も引き続き重要なターゲットになります。
✅ 時給も過去最高更新中!採用対策も急務に
2025年2月のフード系アルバイトの平均時給(3大都市圏)は…
➡ 1,197円(前月比+5円/前年比+54円)
特に「洗い場・パントリー」職種で大幅な上昇が見られ、人手不足が依然として深刻な状況です。
飲食店では今後も、
- シフトの柔軟性
- 福利厚生の拡充
- 業務のデジタル化による効率化
など、従業員満足度を高める工夫が求められます。
✅ 【まとめ】データを味方に、春の集客と運営を見直そう!
📌 市場は9割以上まで回復!「戻ってきた客層」を逃さないリピーター戦略を。
📌 カラオケや焼き鳥、ラーメンなど、定番メニュー&体験型業態に注目。
📌 検索ワードを参考に、メニューや打ち出しを見直す好機!
📌 採用時給は上昇中。求人内容の見直しやスタッフ育成もポイント。
春は、新しいお客様との出会いが生まれやすい季節です。
この最新データを参考に、販促・採用・商品開発の見直しに活用してみてはいかがでしょうか?
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