
こんにちは!開業支援集団東京Ringです。
9月に入り、秋の気配を感じるこの季節。外食の機会が増えつつある中で、特に若いお客様は“見た目”や“発見”を重視して飲食店を探す動きが強まっています。Instagramの投稿や保存された写真が、実際の来店につながることが“常識”になりつつあるのです。
✅ 記事要約(飲食店オーナー向き)
出典:マナミナ「Z世代の飲食店探しはSNSで完結?Instagramの視覚訴求と保存性がZ世代に圧倒的人気!〖StorePro調査〗」
URL:https://manamina.valuesccg.com/articles/4476
- 調査対象は、18歳〜28歳の男女(Z世代)で、「SNSを参考に飲食店を選んだことがある人」。(StorePro調査)
- 最もよく利用する媒体はInstagram(52.2%)。次いでTikTok(15.3%)、グルメサイト(9.8%)。Instagramの視覚的・体験的な訴求力が強い。

- 飲食店を探すタイミングとしては、「週末や休日の予定を立てるとき(51.5%)」「友人や家族との食事の約束(44.4%)」「外食直前・当日(39.4%)」。即時性のニーズあり。
- 「気になる飲食店の情報を保存する方法」では、Instagramのコレクション保存が45.6%で最多。スクリーンショット(30.7%)、Googleマップにピンを立てる(26.7%)が続く。

- SNSを参考にする理由として、「雰囲気・店内の様子が伝わる(45.7%)」「料理の見た目や量がわかりやすい(44.7%)」「実際の体験レビューが信頼できる(28.7%)」。視覚+具体性が重視されている。

- 公式アカウント vs インフルエンサー:53.3%が公式SNSを重視、46.7%がインフルエンサー。双方が情報源として機能。

- 動画投稿が来店動機になるケースが多く、「動画を見て友人にシェアしたことがある」「動画がきっかけで来店した」割合が合わせて約70%を超えるという結果。

🍽 飲食店が取るべきSNS視覚戦略
- Instagram重視の投稿設計
写真・動画のクオリティを上げ、料理・店内・雰囲気を視覚的に伝えるコンテンツを意識する。 - 保存されやすい投稿を作る
メニューの特徴・価格・限定感など「あとで見返したくなる」要素を入れる。 - 公式SNSとインフルエンサーを併用
自店舗の公式アカウントで信頼感を作りつつ、インフルエンサー投稿で認知拡大を図る。 - リアルなレビュー・体験の発信
客の利用シーンや口コミ投稿を促進して、信頼性を高める。 - 投稿の更新頻度とタイミング
週末・休日の前など「予定を立てるタイミング」に合わせて投稿を配置する。
📝 まとめ
SNS、特にInstagramがZ世代の飲食店探しの主戦場になっており、「視覚」「保存」「動画」が来店動機となるキーポイントです。
店舗としては、公式SNSの投稿の質を高めること、利用者が保存・共有したくなるコンテンツづくりを意識することが、集客・認知拡大につながるでしょう。
“検索して終わり”ではなく、“見て感じて行きたい”と思ってもらえる体験をSNSを通じて演出することが、これからの飲食店経営の鍵になるはずです。