
こんにちは!開業支援集団東京Ringです。
夏の売り上げが伸びるこの時期、Instagramでの投稿内容ひとつでテイクアウトやデリバリーの注文が左右されることも珍しくありません。お客様が「いいね」ではなく「保存」「購入」に至るまでの流れを押さえておくことが、今、飲食店にとって重要です。
✅ 記事要約(飲食店オーナー向き)
出典:CreatorZine「インスタ購買行動、男性は公式・女性は口コミを重視 保存投稿からの購入は半数超/エクスクリエ調査」
URL:https://creatorzine.jp/news/detail/6788
- エクスクリエによるウェブアンケート調査で、15歳~69歳の男女2,400人を対象にInstagram上の購買行動を分析。
- 「保存投稿(タイアップ投稿などを含む)」から実際に購入した経験がある人は55.2%68.6%で特に高い購入率を示す。

- 男性は認知〜比較まで公式アカウントの情報を重視する傾向が強く、女性は口コミや実際の使用者の感想など“リアルな体験”を重視する。

- 10代は「発見タブ」経由の情報を見て商品を知る割合が高く、女性中年層ではハッシュタグ検索の利用率が高い。

- タイアップ投稿への反応様式も男女で差があり、男性はリンクをタップして購入に至るケースが多く、女性は保存して後で比較検討する動きが目立つ。

🍽 飲食店にとってのインスタ戦略への示唆
- 公式アカウントの情報発信を強化すること
メニュー写真や店舗のこだわりポイント、価格帯等をしっかり伝える投稿で、認知段階から信頼感を生む情報を用意する。 - 口コミ・ユーザー投稿を活用する
女性客やフォロワーが経験をシェアしやすい投稿を促す。実際の客のレビューや利用シーンの写真を活用することで“リアルさ”を高める。 - 保存されやすい投稿設計
「あとで見るために保存したくなる」投稿構成(比較、特徴、価格など明示)とビジュアル設計を意識する。 - 若年層向け発見タブ・トレンド活用
10代・若年層をターゲットにするなら、発見タブで露出が高まるようなトレンド感のあるハッシュタグやスタイルで投稿する。 - リンク誘導と販促との連携
SNS → ECサイト・テイクアウト注文ページへの導線を明確に。キャンペーンやタイアップ投稿時にリンクタップを促す工夫を。
📝 まとめ
Instagramは“見て終わり”のSNSではなく、保存→比較→購入という購買までの道筋を作るチャネルとして力を持っています。男性・女性・若年層それぞれの行動パターンの違いを理解し、投稿設計や情報発信の方法を最適化することが、これからの飲食店集客・EC戦略で差をつける鍵となります。
あなたのお店でも、公式アカウントの投稿やお客様の口コミ、保存を意識させるビジュアル訴求などを取り入れることで、Instagramを販促・EC拡張の強力な武器にできるでしょう。