新年度は新たなユーザー獲得のチャンス!
こんにちは!
開業支援集団東京Ringです!
春は新生活のスタート や 人事異動の季節 ですね。
新社会人が新しいエリアでランチを探したり、新しい部署のチームで外食する機会が増えたりする時期です。
飲食店にとっても、新しいお客様を獲得できる大事なタイミング!✨
ですが、ここで価格設定の壁 に直面することも…。
最近、外食業界では「1,000円の壁」 という言葉が注目されています。
「ランチが1,000円を超えると高く感じる」「でも、物価が上がっているから値上げしないと厳しい」
そんな飲食店のジレンマを解決するために、今回は**「1,000円の壁」をどう乗り越えるか** を考えていきます!
「1,000円の壁」とは? 〜消費者心理と飲食店の課題〜
ホットペッパーグルメ外食総研の調査結果
ホットペッパーグルメ外食総研の調査によると、メニューによって1,000円以上を許容できるかどうかの差が大きい ことがわかりました。
例えば…
- 「海鮮丼」 → 43.4%の人が1,000円以上でもOK と回答
- 「ラーメン」 → 76.6%の人が1,000円以上に抵抗あり
つまり、すべてのメニューが1,000円を超えても大丈夫なわけではない ということ。
お客様は「この料理は1,000円以上の価値があるのか?」をシビアに判断しているんです。

価格は「高い・安い」ではなく、「納得できるか」が大事
「1,000円の壁」がある一方で、1,000円以上でもお客様が納得できる要素 もあります。
消費者が「この値段なら仕方ない」と思うポイントを考えてみましょう。
価格が許容される条件
- 食材の品質が高い(産地やブランドの明記があると納得しやすい)
- ボリュームがしっかりある(満足感があればコスパがいいと感じる)
- 専門店ならではのこだわりがある(例えば、職人が手間をかけて作る料理)
- ここでしか食べられない特別感がある(限定メニューや季節の食材を活かす)
価格設定が1,000円を超えても、価値をしっかり伝えられれば、お客様は納得してくれる可能性が高い んです!
「1,000円の壁」を超えるために飲食店ができること
それでは、具体的にどのように価格設定を工夫すれば良いのか、考えてみましょう。
① 価格ではなく「価値」を伝える
「1,000円以上だけど、この値段なら納得できる!」と思ってもらう工夫が必要です。
🔹 食材のこだわりを見せる → 産地や品質を強調する(例:「北海道産のウニ使用」)
🔹 職人技をアピール → 調理工程やこだわりを説明(例:「〇時間煮込んだ特製スープ」)
🔹 限定感を演出 → 期間限定メニューで特別感を出す(例:「春限定・桜エビのパスタ」)
② ボリュームやセットメニューで満足感をプラス
「1,000円で満足できるか?」がポイントになるので、お得感を演出 することも大切です。
✔️ セットメニューを用意する → 「ラーメン+ミニチャーハンセット 1,200円」
✔️ サイドメニューやドリンクを付ける → 「コーヒー or デザート付きで1,100円」
✔️ 大盛り無料やおかわり自由にする → 「ご飯おかわりOKで1,000円」
③ デジタルツールを活用してお客様に納得してもらう
メニュー表やSNSで価格の理由を伝える
LINEやアプリで会員限定クーポンを配布
リピーター向けの特典を用意(「3回利用で100円引き」など)
こうした施策を取り入れることで、お客様の**「1,000円以上は高い」という印象を和らげる** ことができます。
まとめ
「1,000円の壁」は、単に価格だけの問題ではなく、「この値段なら仕方ない」と思ってもらえるかどうかが重要 です。
飲食店が取り組むべきポイント
✅ 食材の品質やこだわりを伝える(「価値」を感じてもらう)
✅ セットメニューやボリュームを工夫する(「満足度」を上げる)
✅ デジタルツールで納得感を提供する(価格の理由を明確に)
物価が上がる中で、お店の利益を守りながら、お客様にも満足してもらうためには、価格の上げ方と伝え方がカギ になります。
「1,000円を超えても、ここで食べたい!」 と思われるような、お店づくりを目指していきましょう!
ご相談はお気軽に!
Ringでは、飲食店の様々なお悩みを解決できるプロフェッショナルが在籍しています!
出店のご相談はもちろん、集客や店舗運営でのお悩みがあれば、お気軽にご相談ください!